■ミュータンス菌てどんな細菌?
虫歯菌の代表選手「ミュータンス菌」は、生後10ヶ月〜31ヶ月くらいの間に、保護者(主に母親)から感染します。一度感染してしまうと、なかなか口の中から排除することは困難です。

ミュータンス菌のイメージ
らせん状の突起物がありエナメル質にねじ込んでいきます。
1.ミュータンス菌の特徴
- 人の口から口へというルートで感染する(特に保護者から小児へ)。
- 砂糖を餌にネバネバのグルカンをつくり、歯にぴったりくっつく。
- 強い酸をつくり出す。
- 酸性の環境でも平気で生き延び、更に酸を作り続ける。
- エナメル質というつるつるな面にもくっつくことが出来るので、虫歯のはじまり(脱灰)を作り出す。
- 一旦感染すると一生口の中から排除することが出来ない。
2.ミュータンス菌が感染して増殖しやすい条件は
- 保護者の口の中に、大量のミュータンス菌が存在する。
- 子供(小児)が砂糖を含んだものをたくさん食べる。
- 頻繁に保護者から、子供(小児)の口に感染の機会がある。(口移し、同じ箸、スプーンの使用など)
3.ミュータンス菌は一旦感染するとなぜ減らないのか
- いったん口の中に大量のミュータンス菌が感染すると、歯磨きをしたくらいでは、菌量を減らす事は出来ません。
ミュータンス菌は砂糖を餌にネバネバのグルカを作ります。
またミュータンス菌の表面には螺旋状の突起物があり、それが歯の表面にねじ込むようにして、歯に張り付いてしまう為です。ミュータンス菌などの細菌が集合体を作り、歯の表面に形成された膜を、バイオフィルムといいます。
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